Monday, October 26, 2009

2009年度技術的特異点サミットに関する最も貴重なミーム(MVM)










[this is the Japanese translation of a post that was originally written in English.]




パスカルと私は、現在、ニューヨークにて、2009年度の技術的特異点サミットに参加しております。場所は92nd Street Y, Upper East Sideです。
サミット自体は二日間において(10月3日及び4日)、Ray Kurzweil、Peter Thiel、Aubrey de Grey そして Stephen Wolfram(バンカーソファーを忘れずに)というスピーカーや参加者を通して、技術が社会にどんな影響を及ぼしていくのかが説明されてきました。その技術とは情報技術、ゲノミクス、ナノテクそして人工知能です。期待されている大きな変化としては頭脳の計算力の巨大な改善及び不死の人生というものです。
二日間に於いて、参加者が、伝達した最もパワーフルなミームをリストアップし、以下のようになります。(順序には特に今はありません。)
(それらのミームを最も貴重なミームと呼んでいます:MVM)


バンカーソファー技術的特異点且つそれに含まれている技術について考えました。
"出席者の1割は10年以内で人工知能が可能になると思っております。"
"量子コンピューターにQ-bitを追加すると、そのコンピューターのパワーが二倍になります。"
"人間の知能を理解するためには分子レベルまでは研究する必要はありません。"

Ana Salomon氏、人工知能が人類に齎すリスクについて語りました。
"自由な人工知能は原爆のように我々人間を殺してしまいます。"
"統制されている人工は我々人間をほぼ救い出せます。”

Anders Sandberg氏は頭脳のシミュレーション及びエミュレーションについて語りました。
"頭脳の完全なエミュレーションを得てから、人工知能を生み出す価値があると思います。"
"頭脳の完全なエミュレーションについては、次のような疑問を抱いています:頭脳の走査の速度を減らすべきか、加速させるべきかという倫理学的かつ社会学的な問題があると思います。"

Randal Koene氏は人間の脳かつ意識の写しをいかに早くするべきかついて語りました
"人間の死は大きな苦痛を起こします。従って、今、直ぐに、それをなくすべきです。大事なのは頭脳が基づいている貧弱な基盤を取り替えることです。"
"脳のバックアップが出来るようになったら、脳が基づく基盤及び脳が活躍する環境を選択できるようになります。例えば、宇宙服なしで、酸素のない宇宙で生活出来たりするようになります。"
"頭脳に含まれている、すべての情報を写し、別の基盤に移転することができたら、そのコピーされた頭脳は独自な意識及び知能を取得します。"
"ある頭に含まれている情報をコピーし、その写された頭脳が完全な写しであれば、写しが原本に劣っていると言える根拠はありません。"

Itamar Arel氏は、人間の脳に於ける階層的な構造かつ学習メカニズムを模倣し、人工知能の作成について語りました。
"学習というのは報いかつ補強を必要とする過程だと分かっています。"
"VLSIという技術のお陰で、人工汎用知能を作る為の要素はすべて揃ってあります。"

Ben Goertzel氏は有益な人口汎用知能を生み出す方法について語りました。
"技術的特異点はItamar Ariel氏の使っている、率直な人工知能を利用すれば、Ray Kurzweil氏による予測よりも早く来るかと思います。"
"私による人工汎用知能へのアプローチは認知的な共同作用の理論です。人間の脳は複数の、相互作用という特徴を持っている認知機能及び記憶機能が実装されているモジュールによって作られています。
例えば、宣言的メモリーでは倫理学の知識が登録されております。例えば、「人を殺してはいけません!」というルールも同じ場所に登録されております。"
"人工汎用知能には倫理学に関する知識を実装することは重大です。"

Stuart Hameroff氏は人間の意識に於ける神経の基盤について語りました。
"意識と関連している脳の波動はGAMMA波動です。"

Michael Nielsen氏は量子コンピューティングについて話しました。
"量子力学と技術的特異点の関係は何か?量子力学というのは古典力学より遥かに高いペースで動作しています。量子人工知能は標準の人工知能を遥かに上回っています。"
"量子力学を最初に利用する又は作り出すのは、多分人口知能のではないかと。我々人間は量子力学が分かりませんので。"
"量子人工知能はもしかして二つ目の技術的特異点を起こすかもしれません。"

Jurgen Schmidhuber氏は、芸術及び創造性が基づいているアルゴリズムの原理について話しました。
"芸術、創造性そしてユーモアを理解できない限り、人間は人工知能を生み出せないのです。"
"科学者達そしてアーティスト達は新しい方法で圧縮できるような圧縮可能なデーターを常に探求しています。"

Stephen Wolfram氏はセルオートマトン及び技術的特異点について語りました。
"私は一つな自然科学だと見なしたコンピュータープログラムに興味を持っています。"
"人類には非常に理解しがたいのに、大自然はなぜ、非常に複雑なものを、そう簡単に生み出せるのかを疑問として思っています。"
"計算宇宙を上手く利用し、人類のためになるものをいかに作れるのかは問題です。"

David Chalmers氏は、シミュレーションそして技術的特異点の必要性について語りました
"人工知能を起こせるには自然界が生み出す進化だけですと時間がかかり過ぎてしまいます。人工知能に至るためには、シミュレートされた世界で進化をシミュレートをするべきです。"
"自己改善を行っている知能が存在していることは大自然が行っている進化が知能を生み出すために知能を利用している証拠です。"
"安全な技術的特異点への鍵は人間が生活している世界に所属する情報がシミュレートされている世界へ漏れてしまうことを防ぐことです。"
"人工知能そして人工知能+をシミュレートするうちに、万が一、不親切な人工知能に至った場合、やり直さなければいけません。親切な場合は、徐々に人間の世界に導入して行くことをお勧めします。"
"意識というのは組織化されている不変の構造をもつ現象です。同じパターンで構成されている意識を持っているの人々は、似たような意識を持っている傾向があります。"
"ニューロン毎の、再建的なアップロードを利用すると、意識そのものの連続性を保証できるようになります。従って、技術的特異点が発生しても、意識自体は保持されると考えてもいいです。"

Gary Drescher氏は、予め計算されている宇宙での自由意志という概念について語りました。
"変更出来ないものについて選択肢があるし、起こすことの出来ないものについても選択肢があります。従って、決定論と選択は両立出来ます。"

Ray Kurzweil氏は、情報技術に於ける指数的な成長に関する同時偏在能力及び予測可能性という属性について語りました。
”「量子力学は不思議で、意識も不思議だ。従って、関連性がある」と言い、量子力学を利用し、意識をモデル化する科学者は単純過ぎる考え方を持っていると思います。"
"意識のような、主観的な経験をどのように客観的に評価出来るのかは問題です。"

"Wolfram氏によるセルオートマトン理論に於ける問題点は地球は100年後、どんな風に変わるのかは、そのアルゴリズムを実行しないと予測できないという点です。"
"初めてチューリングテストに合格する計算機は2029年に現れ、凡そ1000ドルという値段で、人間の脳の1000倍ぐらいの計算力を持ちます。"

Michael Nielsen氏は科学的発見のためのネットワークを使った協同活動について語りました。
"協同発見をするための般的な協同活動の構造は次のようになります:ある一つの問題を細かく分けて、一人の人が貢献出来る状態にすること。"
"専門家の方々による管理は珍しい資源です。"

Robin Hanson氏はなぜ技術的特異点は学問的世界に無視されているのかについて話しました。
"学問的世界の間接的な効果は知識を昇進させることですが、学問の第一目的は人々を、素晴らしいと見られている科学的機関と連携させることです。"

Ray Kurzweil氏は、技術的特異点の批判について語りました。
"未だに計算機には出来ないことは。。。。(ブランクを埋めてください)"
"制限はありますが、それほど制限的ではありません。新しいパラダイムを見つけ出せばいいからです。"
"ちゃんと動いている技術を作ったら、その基礎をなしている原理を理解出来てしまうので、インテリジェントだなだという見方はなくなります。"
"冗長性が高いという属性と持つ脳を考慮すると、脳のソフトウエアーは凡そ15MBだけで書けるし、コード自体の行数は100万未満です。"

Peter Thiel氏はマクロ経済と技術的特異点の関係についてスピーチをしました。
"私が技術的特異点に関しての最も恐れているシナリオは技術的特異点そのものが現れてくるまでは時間が掛かり過ぎるという現象です。"
"クレジットというのは、貸してもらった金額より高い金額を返金できることを前提とした行動です。従って、将来に進化が求められてしまいます。"
"経済学では期待されている成長がない際に問題が発生します。従って、金融レバレッジが作用する唯一の方法は実際に技術的なイノベーションを行うことです。"

Aubrey De Grey氏は技術的特異点及び老化について語りました。
"技術的特異点は技術を利用した人類が自分自信の人間性を超越する脱出速度が得られる点に該当します。それと同様にMethuseralityは長寿脱出速度と定義しましょう。"


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