Saturday, December 26, 2009

「時間」は脳が構築する錯覚なんだぞ




「時間」がただ、脳が勝手につくる錯覚であると裏付けるポイントが少なくとも3つあります。


1) まずは問題を提案したいと思います。「1秒」をあなたはどう定義しますか?
それは当然ながら、「1時間」 の1/3600であると、回答する人たちが少なくありませんね。
じゃ、「1時間はどうです?」と言い返させて頂きたいと思います。
それはまた当然ながら、「1日」の1/24であると答えてくるでしょう。
まっ、そこまでいいのだが、みなさん、どうやって1日が経ったことが解ることができますか?
正解は実は解ることはできません。それを感じることしかできません。
なぜなら、1日が経ったと判断するには、太陽が同じ所にたどり着いたことを肉眼で確認しますよね。言い換えると、「時間」は脳がつくる知覚です。「脳」においてしか存在しません。


2) アインシュタインは時間そのものが存在しないと証明した。
時間じゃなくて、時間と空間の融合である「時空」が存在すると。
というのは、時間は錯覚なわけですね。
実際には、時間は空間の中で凍っていて、空間と区別できないものです。

3) コンピュテーション理論の観点を見てみよう。
あなたの脳は「」を意識していると言うのだが、その「」をどう定義しますか?
 あなたの脳が意識している「瞬間」たちの長さはどれくらいだと思いますか?
1時間も1分もしないでしょう。

Gary Schmid博士は論文 の中で「脳が経験できる瞬間は3.0555 secである」と推計しました。
ここで、ちょっとした思考実験をやってみましょう。
この長さを1分まで延ばせると考えましょう。そして、川辺で「川の流れ」を観察していると仮定しましょう。
みなさんは「川の流れ」が無くなっているとわかりますか?
正直なら、そういう風に感じるはずです。
そのかわりに、「凍川」が見えてきたのではないでしょうか?
ということで、時間は人間の脳が構築するただの錯覚なわけです。
一回ごとに3.0555 sec以上を処理できない脳の計算力が低いおかげでこそ、「時間」そのものが成り立つわけです。
これは、パソコンで例えると、RAMが限定されていることになるのですね。

ほかに面白そうなので、脳のCPUクロックをいじりたいですね。
また、この論文の中で出てきますが、Gary Schmid博士によると「脳は2つの事象を明確に区別できるには、少なくとも1/18 secの間隔が必要です」

ということで、人間の脳のCPUクロック周波数はもしかしたら、18Hzだけのでは。

5 comments:

  1. すっごい面白いコメントですよね。

    時間という概念は自分の脳が制限されているからこそ生まれたわけです。

    時間ってなんだか実行されている過程で、「明日何が起こるのかがわかりません。」という表現はありますね。
    それはただ、計算力が不足で、脳自体はある以上の計算量ですと爆発しますね。^^

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  2. 年月日は天体観測から生まれた一意のものだけど、
    時間は人間が勝手に便宜上、作った単位だよね。

    居眠りして目覚めたときタイムワープしたような感覚、
    あれを未来は制御できないかな。
    明日が待ち遠しいときに、薬を飲めば明日になってる、
    とか。

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  3. そうその通りです。
    結局、あれだ。全てはブレーンウエアーですよ。
    Brainware.
    脳用のソフト。脳は常に情報を処理し、理論上では何でも思わせることだ出来ると確信しております。

    時間はある種のブレーンウエアーです。

    因みに、タイムワープって何ですか?

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  4. タイムワープ=time warp でしょう。

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